昭和30年生まれの私には、半導体といえばダイオードであった。鉱石検波器のラジオの時代が終わってダイオードを使い始め、銅線アンテナを水道管に括りつけてイヤフォンでNHKラジオを聞いていたことを思い出す。それから真空管で三球ラジオを作った。そしてあっという間にトランジスタの時代が来た。ニッパーではんだごての熱を逃がしながら回路を作った。懐かしや。IC回路が出来て電子工作がつまらなくなった。私の「電子時代」はそこで終わってしまったのである。まさか経済学部に行って銀行員になるとは思っても見なかった。
パウエル議長、利下げしたいんですね。でもこんな状況で利下げしたら、たぶんインフレ再燃ですね。いや、政治的圧力ではない、とムキになって利下げを先送りしたら、多分景気は急速に失速しますね。どっちに転んでもソフトランディングは夢物語でしょう。市場はなんでそんな簡単なことに気付かないのか不思議でしょうがない。
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