休日だらけの日本

明日が休日だということを忘れていた。金曜の仕事を今日やらねばならぬことに昨日の夕方気付いて大慌て。2週間前までは覚えていたのに、今週に入って忘れていたのだ。ボケが始まったのか、と悲しくなる一方で、日本は休みが多過ぎる、と罵りたくもなる。世界一でないにしても、日本の休日の多さは特筆ものだ。

英国で仕事していた頃、同僚の英人に「日本人は働きすぎとか言われるけど、なんでこんなに休みが多いんだ」と呆れられたことがある。英国では休日はほんの数日だ。「働き過ぎてるから休まないと体がもたないのだ」と訳の分からん説明をしたが、本心では彼と同じ気持ちであった。特に成長力の落ちている今では、なおさらである。いい加減に目を覚ました方がええよ。

休日を多くして消費を伸ばそう、なんていかにも役人の発想だ。休日を減らして働いて、創意工夫で生産性を上げて、追い上げる新興国に対抗して、先行する米国に何とか食らいついて、業績を上げて給与を増やさないと、誰も消費なんかしない。日本は休日なんか増やして余裕こいている場合ではないよねえ。

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