買い戻し

 地政学リスクは、事態の最終局面に近づくにつれて薄まっていく。昨日の米国市場はそんな典型的な相場だったといえるかもしれない。ナスダックが最高値から20%下がった事も値頃感を生んだ、という見方もあろう。

大体、市場の地政学懸念とはこんなものだ。普段ならここで買い出動、と行きたいところだが、今回は金融引き締めというもっと恐ろしいハードルが聳え立っている。まあ売った分の2割くらいの買い戻しが妥当なとこだろう。

ウクライナの後処理もまだ見えてこない。プーチンは傀儡政権の樹立を画策するだろう。欧米制裁の効果もない。やりたい放題かもしれぬ。だが、それが吉と出るかは分からない。中国の支援が無ければ行き詰まるかも。それにしても欧米の外交の不味さは特筆モンだわな。

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