プーチン再考

 数年前、ロシアに一週間ほど旅行で滞在した。私は結構ロシアが好きで、音楽だけでなく美術も嫌いではない。大抵の人はロシア文学にハマるらしいが、こちとら、もっぱら音と絵である。取り敢えず、エミルタージュ見ずに絵画を語る事なかれ、である。

それは兎も角、街に溢れるプーチングッズの多さには驚いた。宣伝目的みえみえだが、人気があるのは間違いない。最近は徹底的に嫌いな人も確かに増えてきたが、この強い人物像はやはりスラブ的英雄像に近いのだろう。

ウクライナに侵攻する、と米国は言う。昨年来、本当かなと首を傾げ続けてきた。今でもあれは脅しだと思っている。リスク管理の観点からは、市場的にはヘッジで原油と金を買うのが鉄則だ。だが深追いは禁物というムードも出始めた。そりゃそうだろう。プーチンは並の政治家ではないのですよ。

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