42年ぶり
米国の消費者物価指数が40年ぶりの高水準になったことは、日本でも大々的に報じられた。前にメルマガにも書いたが、そんな1982年というのは筆者がロンドン勤務となった年である。ヒースロー空港から当時のH秘書課長に現地法人に連れていかれ、そのまま中華テーブルのようなディーリング・ルームに座らされた、ホテルでちょっと休憩、などという豪華な転勤ではなかったのである。
まあ当時の話は「我々は外資に負けなかった」という絶版の本に書いた通りであり、ここで繰り返す愚は避けるが、当時と現在を比べて、同じ物価動向だということは出来ない。年内は無理だろうが来年にはインフレ率は3%前後には低下するだろう。但し「景気後退」というオマケ付きのシナリオである。今年は何とか景気は持つだろうが、来年は怪しい。
因みに、個人的にも42年ぶりという記録が出た。体重である。なんと、昨年10月から始めた「夕食と朝食の感覚を16時間」という食事法に変えたら、三か月で2.5キロ落ちた。20代半ば以来の75キロ、という各国中銀より健康的な「目標達成」である。あとはその継続性だよねえ。サステナビリティ、が個人にも問われる時代であります。
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