財政破綻論 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 1月 02, 2022 今月号の文芸春秋に小林研一郎氏と中野剛志氏の財政破綻論を巡る対談が掲載されている。健全財政派と積極財政派の虚しい論争ではあるが、中野氏の論理的脆弱性を確認するには役立つかもしれない。要するに日銀がサポートする限り問題ないという論説に過ぎない。こんな議論が未だに棲息している事にあらためた溜息が出る。本石町の罪は重い。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
2月 29, 2024 こっそりとブログを再開するかな。まあ誰もみてないとこで独り言。 ダイヤモンドからスティーブン・キングの翻訳本を頂いた。 「僕たちまだインフレのことを何も知らない」 タイトル良いね。はしがきざっと読んだけど面白そうです。 マーケットを見ると、ほんとにそう思うわ。 続きを読む
3月 05, 2024 世間は株の話で持ち切り。そういえば1980年代後半の日本も浮かれていた。今日の高値は明日の安値、とディーリングルームの中で後輩たちが株を買いまくっていた。当時と同じとは思わないが、得てしてこういう時は大切なものを見失いがちだ。ただ、逆に歳をとると余計なものまで見えて来るので始末に悪い。夢の中にまで、バブルの亡霊が彷徨う姿が出てくる。たとえこの相場がバブルでなくても、高騰の後に審判の日が来るのは避けられない。老兵は半分売って、寝て待つ。 続きを読む
妥協は悪い話ではない 2月 21, 2022 プーチン大統領の怒りは収まらない。NATO東方拡大に対して欧米がゼロ回答を続けているからだ。ロシア嫌いでプーチン大統領をも信用していないバイデン大統領は、妥協など一切しない方針である。お前が悪い、の一点張りである。確かにロシアは悪い。でも悪さをするのは理由がある。単なる領土拡張主義ではない。本当にNATOが怖いのだ。 ロシアはナポレオンに踏みにじられ、ヒトラーに酷い目に遇った。二度あることは三度、それがNATOなのですよねえ。ウクライナがNATO加盟?冗談じゃないだろ、というのがロシアの本音でしょう、たぶん。米国にはそういう想像力がないのです。原爆落としても何にも感じない国なんだから。 妥協など米国のプライドが許さん、ということかもしれないが、キューバ危機の時もこっそりとトルコからミサイル撤去して妥協し、第三次世界大戦を回避したのです。妥協は必要。ましていま主導権を持っているのはプーチン大統領なんだから。その時点で欧米は戦略で負けている。この勝負、妥協しなければロシアの作戦勝ちだろうなア。 続きを読む
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